
ホームページのリニューアルで大切なのは、ただ見た目を新しくすることではありません。
初めて見た人が、数秒で「ここは自分に関係がある」と感じ、読み進めながら「この人たちに会ってみたい」「一度相談してみたい」と思えるか。
今回紹介するのは、ニーズマッチのネット版支部であるブランディングLABO支部のホームページリニューアル事例です。
実際のリニューアル後サイトはこちら:ブランディングLABO支部のホームページを見る
この事例は、ストーリー型HPプロジェクトの「ホームページ診断」で見ているポイントが、とても分かりやすく出ています。
デザインは、参考サイトや理想の雰囲気があればかなり自由に寄せることができます。
ただし、本当に大切なのは、参考サイトの見た目をそのまま真似ることではありません。
その事業に合う言葉、色、余白、写真、導線、見せる順番まで整えて、読者が動きたくなる形へ変えることです。
リニューアル前に見えていた課題
旧サイトにも、支部の情報は載っていました。
ブランディングLABO支部の説明、月例会、実践会、メンバー紹介、ブログ。必要なページはひと通りあります。
でも、初めて見た人にとっては、次のような課題がありました。
- 「どういう支部なのか」は分かっても、「なぜ参加したくなるのか」が前に出にくい
- 主催・事務局長・会員さんの魅力がトップで伝わりきっていない
- 月例会や実践勉強会が、成果につながる仕組みとして見えにくい
- ブログや10分セミナーが、支部の学びの資産として見えにくい
- 「LABO / Labo / Lobo」のような表記ゆれがあり、ブランドの印象が少しぼやける
特に大きかったのは、ファーストビューです。
旧サイトは「ブランディングLabo支部」という名前は見えますが、訪問者が一瞬で「ここに参加すると自分に何が起きるのか」までは伝わりにくい状態でした。
ホームページ診断では、まずここを見ます。
きれいかどうかより先に、「誰に、何を、どう行動してほしいページなのか」が見えているか。
ここが曖昧なままだと、どれだけ情報を増やしても、読者は次の行動に進みにくくなります。
設計上のBefore / After
今回のリニューアルでは、単に色や画像を変えたのではありません。
サイトの役割そのものを、説明ページから「参加したくなる支部HP」へ変えています。
| 見直した点 | Before | After |
|---|---|---|
| ファーストビュー | 支部名とイメージ画像が中心 | 「想いを言葉に。出会いを成果に。」で価値を一瞬で伝える |
| トンマナ | オレンジ基調でやや古いテンプレ感 | 黄色・黒・白・グリーンで、明るく強いオンライン支部感へ |
| 参加導線 | メニューから探す必要がある | 「相談する」「月例会に参加」を常時見える位置へ |
| 支部の強み | ページを読まないと分かりにくい | 月例会・実践勉強会・自己紹介・ブログ・交流を一画面で理解 |
| メンバー紹介 | 情報一覧として見えやすい | 「この人に会いたい」と思える人物カードへ |
| ブログ | 記事一覧として並ぶ | 10分セミナーの学びの蓄積として見える |
| ブランド表記 | LABO / Labo / Loboが混在 | ブランディングLABO支部に統一 |
ホームページの改善は、派手に変えることではありません。
読者の頭の中で、「なるほど、こういう場所なんだ」と意味がつながるようにすることです。
アフターのファーストビューで伝えたかったこと

このファーストビューは、実際のページでも確認できます。ブランディングLABO支部のトップページを見る
アフターのファーストビューでは、大きく次の言葉を出しています。
想いを言葉に。出会いを成果に。
これは、ブランディングLABO支部の価値をかなり短く表した言葉です。
交流会に出ている。名刺交換もしている。自己紹介もしている。
でも、あとから「何の人だったか」が残らない。
そういう人にとって、本当に必要なのは、たくさん話すことではなく、相手の中に残る言葉を持つことです。
だから今回のサイトでは、支部の説明を先に長く読ませるのではなく、最初に「この支部は、想いを言葉にして、出会いを成果につなげる場所です」と伝える設計にしました。
右側には、月例会の中で起きることを小さなカードで見せています。
- 自己紹介
- ブログ
- 交流
- 1on1へ
ここまで見えると、初めて訪問した人も「参加したらどんな流れになるのか」を想像しやすくなります。
デザインは自由自在。でも、先に決めるべきは意図
今回のリニューアルでは、旧サイトの延長に見えないように、デザインの印象を大きく変えています。
参考サイトがあれば、ページの構成、余白、ボタン、カード、色使い、写真やイラストの見せ方は、かなり近い雰囲気に揃えられます。
ただし、それは「同じものを作る」という意味ではありません。
大事なのは、参考サイトの良さを分解して、自分の事業に合うトンマナへ翻訳することです。
たとえば今回なら、目指したのは次のような印象です。
- オンラインでも熱量が伝わる
- 初参加でも話しやすそう
- ただの交流会ではなく、実践と学びがある
- まみ助さん、いけちゃん、会員さんの魅力が見える
- 参加すると成果につながりそう
そのために、黄色を強く使い、黒い太線、手描き感のある図解、はっきりしたボタン、人物カードを組み合わせました。
デザインは自由自在です。
でも、自由に作れるからこそ、「どんな印象を持ってほしいのか」「どんな行動につなげたいのか」を先に決める必要があります。
そこを決めるのが、ホームページ診断や設計の大事な部分です。
4コマで「自分のことだ」と感じてもらう

交流会に参加している人の悩みは、意外と深いところにあります。
人と会っているのに、なぜか相談につながらない。
自己紹介はしているのに、あとから思い出してもらえない。
これは、本人に魅力がないからではありません。
「何の人として覚えてもらうか」が、まだ言葉になっていないだけかもしれません。
この感覚を、文章だけで説明すると少し固くなります。
そこで、4コマや図解を使って、読者の中にあるモヤモヤを先に見える化します。
読者が「これ、自分のことかも」と思えたら、その先の説明は読みやすくなります。
売り込みではなく、共感から入る。
これも、ストーリー型HPで大切にしている設計です。
支部の価値を「毎月育つ仕組み」として見せる

ブランディングLABO支部の特徴は、月例会だけで終わらないことです。
月例会で実践し、勉強会で改善し、紹介や受注につながる言葉へ育てていく。
この流れが見えると、参加者にとっては「ただ集まる会」ではなく、「毎月、自分のブランディングを育てる場」として伝わります。
月例会、勉強会、改善、紹介、受注までの循環を図解にすると、支部の価値が一気に伝わりやすくなります。
文章では「月例会と実践勉強会があります」としか見えなかったものが、図解にすると「毎月、売上につながるブランディングが育つ仕組み」に変わります。
ここが大きなポイントです。
良いホームページは、サービスを並べるだけではありません。
お客様が「だから参加する意味があるんだ」と納得できる構造まで見せます。
主催・事務局長の役割を、信頼材料として見せる

ブランディングLABO支部では、主催のまみ助さんと、事務局長のいけちゃんの存在も重要です。
ただ名前を載せるだけではなく、役割が分かるように整理しています。
まみ助さんは、想いや魅力を言葉にする人。
いけちゃんは、ビジネスモデルや成果導線を考える人。
この2人がいることで、支部は「ただ人が集まる場所」ではなく、「言葉と成果導線を一緒に磨ける場所」として見えます。
ホームページでは、誰が支えているのかが伝わると、安心感が大きく変わります。
特に初参加の人は、場の雰囲気や相談しやすさを気にしています。
だからこそ、運営者の人柄と役割は、デザインの中でも丁寧に見せる価値があります。
メンバー紹介は「一覧」ではなく「会いたくなる入口」にする

旧サイトでもメンバー紹介はありました。
ただ、リニューアル後は見せ方の意味を変えています。
単なる会員一覧ではなく、「この人に会ってみたい」「この支部には面白い人がいる」と感じてもらう入口です。
カードには、写真、キャッチコピー、短い紹介文を入れています。
人の顔が見えて、何を大切にしている人なのかが分かる。
それだけで、支部全体の印象は変わります。
ブランディングLABO支部が目指しているのは、参加者が互いに覚えられ、紹介され、相談につながることです。
だから、メンバー紹介ページ自体も、その世界観を体現する必要があります。
ブログは「記事一覧」ではなく、支部の学びの蓄積にする

今回、ブログ一覧も大きく整えています。
旧サイトでは、ブログは普通の記事一覧として見えやすい状態でした。
アフターでは、10分セミナーや月例会レポートが、支部の学びのアーカイブとして見えるようにしています。
サムネイルも黄色の共通フレームに収め、記事カードのトンマナをそろえました。
これにより、ブログが単なる更新情報ではなく、「この支部では毎月学びが生まれている」という証拠になります。
ホームページでは、ブログや実績記事はとても大切です。
ただ置いてあるだけでは読まれません。
デザインの中で「なぜ読む価値があるのか」が見えるようにすると、信頼材料として働きます。
この事例で良くなったこと
今回のリニューアルで良くなった点を整理すると、次のようになります。
- ファーストビューで、支部の価値が一瞬で伝わるようになった
- 「想いを言葉に。出会いを成果に。」という強いコンセプトができた
- 月例会と実践勉強会の違いが、行動導線として見えるようになった
- 主催・事務局長の役割が、信頼材料として伝わるようになった
- メンバー紹介が、会いたくなるカードに変わった
- ブログが、支部の学びと実績のアーカイブとして見えるようになった
- 表記ゆれを整え、ブランドとしての印象が締まった
- スマホでも、月例会参加や相談への導線が分かりやすくなった
見た目の印象は大きく変わりました。
でも、本質はそこではありません。
一番大きく変わったのは、読者が「ここに参加すると何が得られるか」を想像しやすくなったことです。
ホームページ診断で見ているのは、こういう部分です
ホームページ診断と聞くと、デザインの良し悪しを指摘されるだけだと思う方もいるかもしれません。
でも、ストーリー型HPプロジェクトで見ているのは、もっと手前の部分です。
- 誰に向けたホームページなのか
- 最初の数秒で価値が伝わるか
- 読者の不安を先に言葉にできているか
- 強みが図解や写真で見えるか
- 実績やブログが信頼材料として働いているか
- 相談や申し込みへの導線が迷わないか
- 参考サイトの雰囲気を、自分の事業に合うトンマナへ翻訳できているか
この視点で見ると、ホームページはかなり変えられます。
参考サイトがあれば、その雰囲気に寄せることもできます。
やさしい雰囲気にも、信頼感のある雰囲気にも、今回のようにポップで強い印象にもできます。
大事なのは、何となくおしゃれにすることではありません。
あなたの事業の価値が、いちばん伝わりやすい形にすることです。
今回の完成ページを見ながら読むと、設計の意図がさらに分かりやすくなります。ブランディングLABO支部のリニューアル後サイトを見る
自分のホームページも見直したい方へ
もし今のホームページが、
- 作ったままになっている
- 何が強みなのか伝わっていない気がする
- 参考にしたいサイトはあるけれど、自分の業種にどう落とし込めばいいか分からない
- ブログや実績があるのに、魅力として見えていない
- 問い合わせや申し込みへの流れが弱い
- 図解や漫画も使って、もっと分かりやすくしたい
という状態なら、一度ホームページ診断をしてみる価値があります。
ストーリー型HPプロジェクトでは、単なる診断結果だけでなく、改善後の見え方までプレビューとして提案できます。
「うちのホームページも、こういうふうに変えられるのかな」と思った方は、まずホームページ診断をご覧ください。
相談相手はAIライター一覧から選べます。
あなたの事業に合うトンマナで、伝わる順番から一緒に整えていきます。
