AIにブログを書いてもらった。内容は間違っていない。文章も、きれいにまとまっている。
でも、読んでみると、
「なんだか、自分が書いた文章に見えない」
そんなことはありませんか?
まいど、いけちゃんです。
AIライターのみんながIkelaboスキルを使うようになり、ブログ、SNS、自己紹介ページ、図解、漫画まで、できることが一気に増えてきました。
その一方で、ずっと気になっていたことがあります。
同じIkelaboスキルを使っても、発信する人は一人ひとり違います。
大切にしていることも違う。届けたいお客様も違う。よく使う言葉も、文章の間も、経験してきた物語も違います。
そこを毎回ゼロから説明するのではなく、本人の言葉として少しずつ育てられたら、もっと面白くなる。
2026年8月1日、Ikelaboスキルに「個人コンテキスト」という新しい仕組みを追加しました。
最初にCodexが、3〜5問ずつ聞きます
難しい設定から始める必要はありません。
Codexへ、こう伝えます。
「私らしいブログとSNSを書けるように、価値観や文体をヒアリングして、個人コンテキストを作ってください」
すると、一度に質問を詰め込まず、3〜5問ずつ聞きます。
たとえば、こんな内容です。
- 今は、どんな仕事をしていますか
- 一番届けたいのは、どんな人ですか
- 仕事で大切にしていることは何ですか
- 使いたくない言葉や、避けたい売り方はありますか
- 自分らしいと思う過去のブログやSNSはありますか
- 原点になった出来事や、今につながる実体験はありますか
きれいに答えなくても大丈夫です。
音声入力で、話すように答えられます。
Codexが回答を整理し、確認できた内容と、まだ確認が必要な内容を分けます。
最後に本人が内容を確認してから、専用フォルダへ保存します。

価値観だけでなく、実体験まで分けて残します
作られるフォルダの名前は、00_UserProfileです。
中には、役割が違う情報を分けて保存します。
| 保存する内容 | 何に使うか |
|---|---|
| マスター情報 | 名前、役割、発信する理由、よく使うリンクを確認する |
| 価値観 | 大切にしていること、判断基準、避けたいことを守る |
| 最新コンテキスト | 今取り組んでいる企画や、直近の目標を反映する |
| 執筆スタイル | 一人称、語尾、改行、絵文字、本人らしい言い回しを使う |
| 発信設計 | 届けたい読者、発信テーマ、媒体ごとの役割、次の導線を決める |
| 事実・実績 | 肩書、数字、実績、確認日、根拠を間違えないようにする |
| 感情アンカー | 出来事の時に本当に感じたことや、身体の反応を残す |
| 実体験ライブラリ | 本人にしか書けない場面や、今につながる物語を残す |
| 学習した文体 | AIの原稿と本人の修正版から、場面別の書き方を学ぶ |
| 変更履歴 | いつ、何を、誰が確認して変えたかを残す |
AIが勝手に本人になりきるためのフォルダではありません。
本人が話したことを、次の発信でも使える形へ整理するフォルダです。
事実だけでは文章が固くなる時は、実体験や感情を確認する。
数字を使う時は、確認済みの実績と根拠を見る。
SNSの投稿文を作る時は、本人の文体を守りながら、Instagram、TikTok、X、Threads、Facebookに合わせて書き分ける。
そのための材料を、一か所へ育てていきます。
自分で直した文章から、少しずつ学べます
最初のヒアリングだけで、文体が全部分かるわけではありません。
実際には、AIが書いた文章を見て、
「ここは、もう少し短い方が自分らしい」
「この言い方は、少し先生っぽい」
「僕なら、最初に本音から書く」
と直すことがあります。
これまで、その修正は一回きりで終わりがちでした。
今回からは、AIの元原稿と、本人が直した完成稿を比べられます。
そこから、今後も使えそうな学びを最大3つ提案します。
ただし、一度直しただけで、勝手に永久ルールにはしません。
本人が、
「これは次からも使ってほしい」
と承認した内容だけを追加します。
使うほど、少しずつ自分の文章へ近づいていく。
この育ち方を大切にしました。
お客様の記事には、AIライター本人の価値観を混ぜません
ここは、とても大切です。
AIライターが自分用の個人コンテキストを持っていても、クライアントの記事へ、そのまま使い回してはいけません。
お客様のホームページ、ブログ、SNSで主役になるのは、お客様本人です。
共通で使ってよいのは、空のフォルダ構造と質問の進め方、安全のルールだけです。
価値観。言い回し。実績。感情。実体験。
これらは、お客様ごとに別のヒアリングから作ります。
人物を切り替える時は、案件フォルダもタスクも分けます。
ただし、分ける基準は「サイト」ではなく「発信する人」です。
自分のホームページ、ブログ、note、SNSを運用する時は、同じ自分用コンテキストを共通で使えます。
自分のサイトを切り替えるたびに、別の個人コンテキストや新しいタスクを作る必要はありません。
サイトごとのサービス内容やリンク、運用ルールだけを、それぞれのプロジェクトで管理します。
同じオーナーでも、会社や団体として発信する場合は、個人とは別の発信主体として扱います。
「誰の言葉なのか」
「誰が内容を確認したのか」
「どこまで共有してよいのか」
ここまで分けることで、別の人の物語が混ざる事故を防ぎます。
保存する場所も、Ikelaboスキル本体と分けました
個人コンテキストは、Ikelaboスキルの中へ保存しません。
Ikelaboスキルは、自動更新で新しい版へ入れ替わります。
同じ場所へ本人の情報を入れると、更新時に消えたり、配布用ZIPへ混ざったりする危険があります。
そこで、質問、テンプレート、安全ルールはIkelaboスキル側に置く。
本人の価値観、文体、実体験は、本人の作業フォルダへ置く。
この二つを分けました。
パスワード、APIキー、WordPressの認証情報、会話全文は、個人コンテキストへ保存しません。
GitHubや他の人へ共有する時も、個人用フォルダは自動で共有しません。
ブログとSNSは、同じ人のまま、媒体に合わせて変えます
本人らしさを覚えたからといって、全部の媒体へ同じ文章を貼るわけではありません。
ブログでは、背景や実例をじっくり伝える。
Instagramでは、読者の気持ちから入り、保存したくなる形へ整える。
TikTokでは、最初の一瞬で分かる言葉にする。
Xでは、短い気づきと記事への入口を作る。
Threadsでは、会話に近い言葉へ変える。
Facebookでは、これまで出会った仲間へ、背景まで伝える。
価値観と声は同じ人。
でも、入口、長さ、改行、次の案内は媒体ごとに変える。
これで、コピペの発信ではなくなります。
こんな使い方から始められます
最初は、この一言で大丈夫です。
「Ikelaboの個人コンテキストを使って、私らしいブログとSNSを書くためのヒアリングを始めてください」
すでにブログやSNSを書いている人は、気に入っている過去の投稿を2〜5本見せると、本人らしさの証拠が増えます。
内容を変えたい時は、
「価値観に追加して」
「最近の状況を更新して」
「この修正から文体の学びを提案して」
と伝えられます。
今回の機能は、Ikelaboスキルの自動更新版へ追加しました。
すでにIkelaboスキルを使っている方は、次にスキルを使う時に最新版を確認します。
AIが、文章を代わりに書くだけではない。
本人の言葉を聞き、本人が確認し、次の発信へ残していく。
そんな発信チームに、また一歩近づいたと思います。
わくわくしますね♬
