サービスや実績を長年積み重ねてきた結果、ホームページの情報は増えた。
けれど、初めて訪れた人には「自分はどこを読めばよいのか」が分かりにくく、代表者の経歴も今の仕事につながって見えにくい。
株式会社メントレプレナージャパンのホームページは、そんな状態からリニューアルを始めました。
今回大切にしたのは、見た目を別物にすることではありません。
赤・黒・白を基調にしたデザインや、これまで撮影してきた写真を活かしながら、「どんな相談ができる会社なのか」「なぜ矢田さんが飲食店を支援しているのか」を一つの流れで読めるサイトへ整えています。
- 今のデザインと素材は活かす
- 支援内容を、お客様の現在地から選べる順番に変える
- 自己紹介原稿を、相談につながるプロフィールストーリーへ編集する
最初に整えたのは、デザインではなく情報の役割
Story HPプロジェクトが最初に行ったのは、旧サイトにある情報を次の三つへ分けることでした。
- 現在、相談できること
- これまでの取り組みと実績
- 矢田さんの原体験と、現在の仕事につながる転機
ページをきれいに作り直すだけでは、情報の迷いは残ります。
誰に、何を、どの順番で見せるかを決めてから、トップページ、事業ページ、プロフィール、経歴、実績、相談導線を組み立てました。
ホームページ制作を、画面づくりだけでなく「事業と人柄の編集」から始めたことが、今回の核です。
情報はあるのに、自分に必要な入口が見つかりにくかった
株式会社メントレプレナージャパンは、飲食店の開業、既存店の改善、多店舗展開、商品づくり、学びの場など、長年にわたり幅広い取り組みを続けてきた会社です。
旧サイトにも、その歩みを伝える情報は数多く掲載されていました。
一方で、現在相談できる支援と過去のプロジェクトが同じ層に並び、初めて訪れた飲食店オーナーが「自分はどこを読めばよいか」を判断しにくい状態になっていました。

必要だったのは、情報を減らすことではありません。
積み重ねてきた経験は残しながら、初めて見る人の悩みから読める順番へ編集し直すことでした。
デザインを大きく変えず、伝わる順番を変える
リニューアルでは、既存サイトの赤・黒・白、斜めの背景、飲食店や仕事風景の写真を残しました。
長く使ってきたデザインには、その会社らしさがすでに宿っています。新しく見せることだけを目的に捨ててしまうのではなく、活かせるものは活かし、言葉と導線を中心に整える方が合う案件もあります。
トップページの最初には、「飲食店オーナーが、売上と時間に余裕を持てるように。」という役割を置きました。
その下では、支援内容を次の四つの入口に整理しています。
- 飲食店を開業したい
- 今ある店を改善したい
- 店舗・ブランドを広げたい
- 継続して学びたい
お客様が会社の事業名を理解してから探すのではなく、今の自分に近い状況から入れる構成です。

各ページでは、以前から掲載されていた具体例や取り組みを残しながら、対象となる人、よくある悩み、支援内容、進め方、次の相談先が分かるように整理しました。
過去の取り組みは「現在提供しているサービス」と混同されないよう、経験や実績として読める位置へ移しています。
矢田裕基さんの人物像も大きな主役
今回の制作で、企業サイトのリニューアルと同じくらい力を入れたのが、代表・矢田裕基さんのプロフィールです。
元の自己紹介原稿には、空手に打ち込んだ学生時代、祖母の家を守るために選んだ事業承継、コンビニ加盟店で学んだ仕組み、ラーメン店の繁盛と閉店、のれん分けへ考え方が変わった転機など、大切な経験が数多く書かれていました。
ただ、原稿をそのまま長く載せるだけでは、経歴は伝わっても、現在の仕事とのつながりが見えにくくなります。
そこで、プロフィールを次の三章で組み立てました。
- 現在の仕事と、飲食店へ提供している価値
- 今の考え方に至るまでの原体験と転機
- 飲食店オーナーへ届けたい未来と、相談への入口

ご本人が好まれた、明朝体、モノクロ、余白を活かした静かなデザインを手がかりにしています。
見本の文章や写真を写すのではなく、雰囲気を分解し、矢田さん自身の言葉、写真、経歴、実績に合わせて組み直しました。
経営歴、累計売上、開業プロデュース数など、ご本人が公開している数字も、単なる自慢に見せるのではなく、「なぜこの人が飲食店経営を一緒に整理できるのか」を支える根拠として配置しています。

プロフィールの下には、より詳しい経歴と取り組み・実績のページも用意しました。外部ページを行き来せず、同じサイト内で「現在の仕事」「これまでの歩み」「具体的な取り組み」を続けて読めます。
トップページから人物のストーリーへつなぐ
プロフィールを丁寧に作っても、入口が目立たなければ読んでもらえません。
そこでトップページのメッセージ直下に、矢田さんの写真を使った大きなプロフィールバナーを置きました。

会社の考え方を読んだ直後に、「代表はどんな経験から、この支援を続けているのか」へ進める流れです。
サービスだけでなく、誰が、どんな経験をもとに支援しているのかまで読めることは、初めて相談する人にとって大切な判断材料です。
自己紹介を会社概要の一項目で終わらせず、事業の信頼を支えるコンテンツとして活かした点が、今回の大きな特徴です。
細かな読みやすさと、相談までの迷いも整える
ホームページの印象は、大きな構成だけで決まりません。
番号と見出しの間が空きすぎていたカードは、同じ内容のまとまりとして読める距離へ調整しました。本文の文字サイズと行間も、パソコンとスマートフォンの両方で落ち着いて読めるように整えています。
そのほか、LINEのリンクとQRコードを同じ相談先へそろえ、重複していた説明を整理しました。動画は最も見てほしい一本に絞り、続きはYouTubeチャンネルで見てもらう形にしています。
情報を増やすだけでなく、何を先に見てもらうかを決めることも編集です。
今回、お任せいただいた制作範囲
今回のリニューアルでは、次の範囲を一つの流れとして担当しました。
- 旧サイトと掲載素材の整理
- トップページと事業ページの再構成
- 矢田裕基さんのプロフィールストーリー制作
- Career・Worksページの制作
- トップページのプロフィールバナー設置
- LINE・QRコード・YouTube動画の導線整理
- パソコンとスマートフォンの文字サイズ、行間、余白の調整
「会社のホームページ」と「代表者のプロフィール」を別々に作るのではなく、会社の考え方から人物のストーリー、支援内容、相談先までを一つにつないでいます。
確認用ページを見ながら、一緒に整えました
完成形を一度で決めるのではなく、確認用ページを実際に見ていただきながら調整しました。
事業ページの情報量、カード内の番号と見出しの距離、LINEのリンク、プロフィールバナーの位置、YouTube動画まで、画面を見たご意見を受け取りながら整えています。
「今の雰囲気は残したい」「この情報はもっと詳しく見せたい」といった希望も、確認用ページを見ながら一つずつ反映できます。
ご確認時にいただいた言葉
公開前のご確認では、次の言葉をいただきました。
「プロファイルと自己紹介がうまくまとまって融合されてますね。イメージデザインもカッコいいです。」
プロフィールをご覧になった後には、「せっかく作ってくださったのですから、ホームページのどこかに入れておきたい」ともお話しいただきました。
そこで、トップページのメッセージ直下へプロフィールバナーを設置。位置をご確認いただいた際には、「この位置で最高です」とのお言葉をいただいています。
プロフィールを作って終わりにせず、企業サイトのメッセージ、事業内容、相談導線の中へ組み込めたことが、今回の大切な成果でした。
今回、変わったこと
今回のリニューアルで、次の状態まで整えました。
- 初めて訪れた人が、自分の現在地から支援内容を選べる入口を設けた
- 現在のサービスと、これまでの経験・実績を分けて掲載した
- 代表の経歴を、現在の仕事につながるストーリーとして読める構成にした
- トップページからプロフィール、事業詳細、LINE相談への導線を設けた
- 既存のデザインと写真を活かし、会社らしさを残した
売上や問い合わせ数への影響は、公開後の運用で確認していく段階です。
現時点で確認できる成果は、企業の事業内容と代表者の人物像が別々ではなく、「この経験があるから、この支援をしている」と一つの流れで読めるようになったことです。
今あるホームページを全部作り直さなくても大丈夫
次のようなホームページは、見た目をすべて変えなくても、情報の順番と人物の見せ方を整えるだけで伝わり方が大きく変わります。
- 長く運営する間に、サービスやページが増えた
- 過去の事業と現在のサービスが混ざっている
- 代表の経歴はあるが、今の仕事とのつながりが伝わっていない
- 今のデザインや写真は気に入っている
- スマートフォンで読むと、文字や余白が少し気になる
ストーリーHPプロジェクトでは、今あるホームページの良さを見つけたうえで、誰に、何を、どの順番で伝えるかを整理します。
会社の情報だけでなく、代表者のプロフィール、経歴、実績まで一緒に編集できます。
この事例と同じように相談できます
次の内容を、現在のホームページやお手元の素材に合わせて一緒に整理します。
- 気に入っているデザインや写真は残す
- 増えたサービスを、お客様の悩みから選べる順番へ整える
- 代表者の経歴を、今の仕事につながるプロフィールストーリーにする
- パソコンとスマートフォンの読みやすさ、相談導線を見直す
- 公開後のブログやSNSまで、続け方を選べるようにする
今のホームページの「After」を、先に見てみませんか?
今のデザインや写真は残したい。
でも、増えたサービスや代表者の経歴を、どう整理すればよいか分からない。
ストーリーHPプロジェクトのホームページ診断では、現在の課題と理想を伺い、改善後の姿を実際に操作できるアフターデモと、分析・改善レポートにします。
本番制作へ進むかは、実際の画面を見てから判断できます。
基本価格11,000円(税込)。条件に合う方は、モニター価格5,500円(税込)でご案内しています。本番制作と公開は別途ご相談ください。
