いくつもの活動をしている人のホームページは、何を最初に伝えるかで印象が変わります。 結日(MUSUBI)の南川慶子さんのサイトでは、想いを言葉にする仕事を入口にし、その背景にある人柄や小豆島での経験へとつなぎました。
- 小豆島を拠点に、インタビュー、対話のコーチング、暮らしに関わる活動をする南川さんのホームページです。
- 本人の笑顔と「あなたの想いを、仕事につながる言葉に」というメッセージを軸に、幅広い活動を整理しました。
- サービスを知り、背景を読み、相談へ進める構成と、公開後にブログを育てられる仕組みを用意しています。
活動の多さを、ひとつの人柄につなげる
南川さんには、小豆島で飲食店「FINE」を10年間運営し、商品づくりや地域交流に携わってきた経験があります。 今は、自己紹介ページやインタビュー記事、ホームページ原稿、SNS発信の相談に加え、対話のコーチング、ミネラルの学び、小豆島醤カレーの紹介などを行っています。
この幅広さを、ホームページでどう伝えるか。 制作で最初に考えたのは、その順番でした。
私が入口に置いたのは、想いを言葉にする仕事です。 自分や事業の魅力をうまく説明できない人に、まず何を相談できるかが伝わるようにしました。 そこから食や暮らしの活動、FINEでの経験へ進むことで、仕事の背景にある南川さんの人柄を知ってもらう構成です。
笑顔の写真と、落ち着いて読める余白
トップで大きく使ったのは、自然光の入るカフェで撮影された南川さんの写真です。 言葉を整えるサービスだからこそ、話を聴いてくれる相手の顔が見えることを大切にしました。
明るい生成りの背景に、深い緑の文字。 結日のロゴにある赤を、見出しの一部や相談ボタンへつなげています。 明朝体の見出しと広めの余白で、言葉を落ち着いて受け取れる雰囲気にしました。
スマートフォンでは、写真と文章を上下に並べています。 画面が小さくても、表情と仕事の説明をそれぞれ見られるようにするためです。 写真の中の南川さんが見切れない位置にも気を配りました。

頼めることと、活動の背景を伝える
自己紹介ページをつくりたい人と、対話の時間を持ちたい人では、知りたいことが違います。 そこで、インタビュー、コーチング、ミネラルと暮らし、小豆島醤カレーは、それぞれの詳細ページを設けました。
一覧では全体を見渡せて、詳しく知りたい活動のページへ進めます。 各ページでは、相談できる内容や進め方を、その活動に合わせて案内しています。

そのうえで、プロフィールにはFINEの経験と、現在の仕事につながる背景を置きました。 サービスの内容を知る場所と、その人が大切にしていることを知る場所。 両方を行き来できるようにすることで、相談相手を考えるための材料を届けています。
相談したいことが、まだまとまっていなくても
お問い合わせの入口は、Instagramと電話です。 文章を考えるところで迷う人のために、「相談文をつくる」欄も用意しました。
相談したいテーマを選び、今考えていることを一言入れる。 ボタンを押すと、Instagramのメッセージへ貼り付けられる相談文をコピーできます。 この欄から内容が送信されることはありません。

制作物を決めきってから連絡するのではなく、今気になっていることから話せるように。 自己紹介、発信、対話など、相談の入口を具体的に示したのは、そのためです。 よくある質問と、相談から制作までの流れも、連絡する前に読める位置に置いています。
公開後の活動を、少しずつ足していけるように
サイトはWordPressで公開しています。 ブログを投稿すると、トップと記事一覧に新しい内容が並ぶ構成です。 お客様の声を紹介する場所も設け、日々の活動や、関わった方のお話を足していけるようにしました。

今回整えたのは、本人写真、仕事の説明、プロフィール、相談の入口がひとつにつながる情報の拠点です。 実際のページで、その人柄や活動を確かめられる形になっています。
仕事がいくつもあり、紹介のたびに説明が長くなってしまう。 そんなときは、活動を全部並べる前に、最初に誰へ何を届けたいかを考えてみる。 その入口から、人柄や経験へつなぐ方法があります。
