ひとり起業、子育て、自分のこれから。 活動が広がるほど、ホームページで何から伝えるかは難しくなります。
寄り添いより子こと中村より子さんの「わたしLIFE」を制作しました。 最初に伝えるのは、より子さんが大切にしている想い。 そこから3つの相談先、活動の原点となる著書、お客様の声へとつながる構成です。
今回は、見た目の美しさと「何を相談できる人か」の分かりやすさを、どう両立したかを紹介します。

広がった活動を、ひとつの想いでつなぐ
より子さんの活動には、仕事づくりの相談、子育て中のママの居場所、ノートを使った日常の整理があります。 どれも大切な取り組みですが、メニューを並べるだけでは、初めて訪れた方が自分との接点を探しにくくなります。
初めての方に、何を相談できる人なのかを伝えること。 制作では、その分かりやすさを何度も見直しました。 一方で、サービスの説明を先に出しすぎると、より子さんらしい関わり方が薄くなってしまいます。
そこで私たちは、まず共通する想いを伝え、その次に相談する方の目的から入口を選べる順番にしました。 人柄とサービスを、同じ流れの中で知っていただくためです。
方法より先に、寄り添う想いを伝える
トップの見出しは、「たった一人で悩む人をゼロに」。 続けて、感情・思考・行動を一緒に整理し、空回りから抜け出す一歩を考える姿勢を伝えています。
ノートや対話は、そのための大切な方法です。 最初の画面では、道具の説明よりも「どんな気持ちで関わってくれる人なのか」を中心に置きました。 具体的な方法は、それぞれのサービスで読めるようにしています。
スマートフォンでも、見出し、短い説明、3つのサポートへの案内、本人写真という流れを守りました。 文字を詰め込みすぎず、読む方が次に見る場所を見つけられるようにしています。

3つの入口で、自分に合う相談先へ
相談の入口は、01 For Business、02 For Mama、03 For Lifeの3つ。 それぞれに日本語の対象者と、相談できる内容を添えました。
ひとり起業・ビジネスの方には、想いを商品やサービスの形にする支援。 子育て中のママには、安心や学び、わくわく、美と健康、自立を目指す居場所づくり。 人生や日常を立て直したい方には、ノートで今とこれからを見つめる時間を案内しています。
英語だけで見分ける必要がないよう、大きな番号とイラストも合わせました。 仕事にはノートとパソコン、ママには親子、日常にはノートとカレンダー。 説明用のイラストで入口を見分け、カードからそれぞれの詳しいページへ進めます。

写真と余白に、より子さんらしい空気を
デザインは、白に水色とピンクを添えた、明るく落ち着いた雰囲気にしました。 主役は、自然に微笑むより子さんの実際の写真です。 明朝体の見出しと広い余白を合わせ、人柄を感じながら読めるようにしています。
通常の本文は、パソコンもスマートフォンも18pxが基本。 画面が狭くなったときは、文字を小さくするよりも、言葉のまとまりを保って並べ方を変えました。
静かな文字の出現も、雰囲気を支える小さな工夫です。 写真、言葉、番号やイラストが、それぞれの役割を持つように整えています。
著書を、活動の原点として紹介する
『空回り脱出ノート術』は、プロフィールに添える実績であると同時に、より子さんの活動の考え方に触れられる一冊です。 本に込めた想いを、日々の実践や仕事へと広げていく。 そのつながりが伝わるよう、書影と著者紹介をトップとプロフィールに置きました。
書籍のページでは、本の想いから、読む・書く・仕事に活かす入口へと案内しています。 読者の声は、サービスを利用した方の感想と分けて紹介しました。 何についての評価なのかが分かることも、信頼のために大切にした点です。

お客様の声を、読みやすく育てられる形に
お客様の声は、外のページへの案内だけで終えず、ホームページの中で読める形にしました。 一覧では写真と見出しから、どんな悩みや実感が語られているかをつかめます。 気になった声を選ぶと、専用のページで詳しく読める構成です。
一つの長いページに感想を足し続ける形から、一覧と一人ずつの記事に分けました。 WordPressではお客様の声を専用の投稿として管理し、今後も追加していけます。 ブログも別に設け、サービスの説明だけでは伝えきれない日々の考えを積み重ねる場所にしています。

何をしているかと、人柄が一緒に伝わるように
今回形にしたのは、本人の想いから、3つの相談先、著書、お客様の声へとたどれるホームページです。 トップ、サービス一覧、プロフィールでも同じ3つの分類を使い、どこから読んでも相談の入口を見つけられるようにしました。
今の時点で紹介できる変化は、この情報の整理と、読み進めたり更新したりする仕組みです。 問い合わせや売上の変化を示す事例としては扱っていません。
いくつもの活動を持ち、何から紹介すればよいか迷っている方へ。 単にメニューを増やすより、共通する想いと、相談する方の入口を一緒に整理する方法が合うかもしれません。 一つの商品を短いページで案内したい場合は、その目的に合う形から考えます。
